学び合い、教え合う
オンライン市役所サポーター
黒澤 重徳さん(東京都・国立市)
多岐に渡る分野での行政経験
現在、ごみ処理、商業、コミュニティ(自治会)などを分掌する生活環境部に加えて、防災やワクチンなどの業務にも携わらせていただいております。ワクチンについては、去年の1月から担当しており、生活環境部と防災安全担当部は3年目になります。
本来的にはイベント関連業務が多い部署なのですが、コロナ禍で中止が続いてきました。今年度、少しずつイベントを再開させる動きがあり、早速5月末には「LINKくにたち」というイベントがあったり、秋にも「くにたち秋の市民まつり」が開催予定です。異動をしてきて初めてのイベント業務となり、かつ、コロナ対策も並行してのイベント開催となります。多くの人が来られる見込みですので、コロナ禍も落ち着きイベントも盛り上がることを楽しみにし、調整を進めています。
その前は政策経営課長を6年。役所の中枢的な部分の仕事でした。実は配属当初にはケースワーカーを3年やっていたこともありました。当時のケースワーカーの仕事も、今とはかなり状況が違ってきていて、すごく丁寧に対応されるようになったなぁ、と感心しております。
今から振り返ると、役所内でも多岐に渡る業務に携われたことが、すごくいい経験になったと感じます。
オンライン市役所を知ったきっかけは正直わすれてしまいましたが、多分Facebookで流れてきて知ったのだと思います。(笑)面白そうだなぁと、直感で思って、参加をしました!様々な部署に関わっているので活かせる部分が多いと思ったのと、あとはやはりコロナ関連で色々情報が得られそうだなと思いました。
2020年の秋から参加しておりますので、ちょうど1年半くらい経ちます。コロナ対策室という課での活動に頻繁に参加しておりまして、昨年の1月くらいから実施しているワクチンミーティングによく出ています。4月にもワクチンミーティングがあり出席しましたが、150人くらいの人が参加して、本当にすごいと思いました。先日は4回目ワクチン接種の話題でしたが、月に2回程度ミーティングがあり、その時その時の課題や情報を、他自治体の方たちと共有しあっております。実際にワクチンミーティングで知り合いになった方に、出張でお会いしたこともありました!
大学生に、国立を題材にして地域社会を学んでもらう
仕事の一環で、立教大学の兼任講師を務めております。毎週土曜日に講義をさせていただいています。今の大学生は、土日やGWにも授業があるみたいですね(笑)
今年は授業も全部対面で実施しています。受講している学生は30人ほどです。社会学部の講義でして、国立市を題材に地域社会を学ぶという内容となっております。講義では市職員を数人ゲストで呼んで、市の施策や課題について話してもらうような感じです。
大学生のうちに市職員の話が聞けるのは貴重で、講義をきっかけに、公務員志望にするという学生もいるようです。都内の自治体の公務員や、地元の自治体に帰る方など様々ですね。こちらとしても講義を通じて交流ができ、若い人たちの考えを知れるいい機会となっています。
オンライン市役所を通じた交流
財政課、防災課にも1〜2回イベントに参加をさせていただいたことがあります。また、庁内放送にもスピーカーとして呼んでいただき、「管理職の本音に学ぶ」という企画やワクチン関連のことをお話しさせていただきました。
サポーターになろうと思ったのは、本当に日々、コロナ関連業務の情報交換のことですごくお世話になっている、という想いがありました。この環境を提供してくれていることに対して僅かながら力になれればと思い、サポーターに手を上げさせていただきました。
コロナが終われば、飲み会を是非やりたいなと、思っているところです。都内ですと都庁や23区にも参加者が結構多いですので、その方々とお会いして飲みに行けるのが、今から楽しみです。
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引き続き、サポーターになってくれる方を募集しています!活動に共感してくれる方、オンライン市役所の活動をサポートしてくださる方、ぜひご登録いただけますと幸いです!