こんなに素敵な場所は他にない
オンライン市役所サポーター
粟野 裕希さん(東京都・杉並区)

自分と同じような仕事をしている人と繋がりたい
杉並区で建築職(技術職)として、働いています。狭あい(きょうあい)道路という狭い道路を広げる事業を担当しています。一般の方からは、あまり馴染みがない分野なんですが、いざ災害や火事が起きたときに、救急車や消防車やデイサービスの送迎に使う車などは狭い道路は通れないんです。杉並区は狭い道路が多く、いざ災害が発生すると、人の命が危険にさらされてしまうので、街の防犯性の向上にも役立ちます。
オンライン市役所を知ったきっかけは、職場の広報紙を見たことでした。人同士の繋がりが好きで、自分と同じような仕事をしている人が悩みを共有して、何かよい解決方法を模索できないかと思い、入らせてもらいました。
実際の業務をアップデートできる可能性を感じています
全国の公務員の話が聞けるのは非常に貴重な機会で、こんな素敵な場所を無くしてはいけない、続けていけるよう力になりたいと思い、サポーターになりました。東京都人会(オンライン市役所上の東京都内の公務員の集まり)に参加したときは、iPadを使ってグラフィックレコーディングをしているのを目にしたことが印象的でした。建築分野でも絵や図をよく使うので、オンラインを活用した業務を連想することが出来ています。
新しい「現場主義」を模索したい
建築や土木に関する仕事のなかで、現場にいる職人さんからいろいろと分からないことを聞かれることが多いんです。その返答として、現状は「直接現場に行く」形で対応していますが、最近ではコロナ禍ということもあって、頻繫に外出することもためらうときもあります。そういった背景もあって、日本全体では、オンラインがかなり普及しました。
実際、民間の会社で建築に関する仕事をしていたときは、オフィスと現場をオンラインで結ぶツールなどを活用していました。オンライン市役所を通じて、実際の業務でもオンラインを活かした現場主義を作れるような知識などを、蓄えていきたいと思っています。併せて、技術職の業務についても、様々な方とお話することで見識や知見を深めていきたいです。
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引き続き、サポーターになってくれる方を募集しています!活動に共感してくれる方、オンライン市役所の活動をサポートしてくださる方、ぜひご登録いただけますと幸いです!