国家公務員と地方公務員がフラットに繋がることができる場所
オンライン市役所サポーター
白水健太さん(国土交通省)

最初はダメもとで参加登録
私は国交省で空港の管制官として全国の空港で勤務しており、現在は北九州空港、その前は釧路空港で働いていました。
オンライン市役所の存在については前々から知ってはいたものの、「オンライン『市役所』」という名前から、勝手に地方公務員限定のコミュニティなのかなと思い、参加していませんでした。あるとき、福岡市役所主催のイベントを通じて繋がった福岡市役所の方が、オンライン市役所の庁内放送に出演されるというFacebookの投稿を拝見しました。おそらく国家公務員の私は参加できないだろうなと思いつつ、恐る恐るダメもとで参加申込をしてみたのが最初です。
蓋を開けてみると国家公務員の方も参加OKで、他にも省庁の方もいたので安心しました。
国家公務員の私が地方自治体の人と気軽に繋がれる場所
オンライン市役所では、国際課、未来の公営住宅課、SDGs×官民連携課、企画部おまつり課、地域の歴史ロマン探求課、マンガ・アニメ部に参加しています。国際課は普段の業務にも関連するので、課長補佐として積極的に定例会に参加し、私が知ってる知識や経験の共有などもさせていただいています。
未来の公営住宅課などは業務には直結しないんですが、興味本意で参加してみました。日常業務の中では同じ省庁の人や業務と関連した人との繋がりに限られてしまうので、全く利害関係ない立場で気軽に覗きにいける貴重な場所になっています。全国、様々な地域の、様々な業務に携わっている自治体の人と話していると、少しずつどんなことをやってるのか、またどのように世の中の事象や物事を見ているのかなど、自治体目線での市区町村運営について学ばせていただいております。
さまざまな活動に関わる中で、運営の中では、課の活動に必要なZoomの利用や、東京にあるよんななハウスの存在についても知ったので、毎日の庁内放送を見れるだけでも価値はあると感じ、少しでも協力できればと思い、サポーターになりました。
オンラインでの繋がりを次はリアルな場所で
オンライン市役所の良さは、時間と空間的な制約がなく、全国いろんな人と繋がれる点にあると思いますし、やはり参加者が公務員限定という安心感によって、気軽に繋がれる場所になっていると感じています。また、普段は仕事上の関わりがない人たちだからこそ、肩肘張らず自然な形で入っていけるのが気持ち的にも楽で有難いです。
オンラインで繋がったきっかけですが、コロナが落ち着き、集まれる状況になれば、福岡、九州、そして全国のオンライン市役所の仲間とリアルで会えればなと考えています。
※ ※ ※
引き続き、サポーターになってくれる方を募集しています!活動に共感してくれる方、オンライン市役所の活動をサポートしてくださる方、ぜひご登録いただけますと幸いです!