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全国の経験が自分の業務を助けてくれる
オンライン市役所サポーター
猪野可奈さん(高知県大豊町役場)

全国の経験が自分の業務を助けてくれる

政令指定都市から人口3000人の町へ

 

大豊町に来る前には、大阪市で学校事務職員として10年勤務していました。そこから、高知県の大豊町に移り住んだのをきっかけに町役場に採用になりました。人口規模も違えば、組織の規模も大きく違います。介護保険の担当時には、兼務の班長と2人の班だったり、産休育休明けで異動した税務班では、繁忙期には慣れない業務に忙殺されていました。

 

オンライン市役所は、知り合いの投稿をきっかけに存在を知りました。ちょうど、住民税担当になった時期だったので、不安もあり、飛びつくように参加した記憶があります。参加後は、みんなの市民税課や債権回収対策課などで研修イベントなどを通して、ほかの自治体で同じ業務に携わる人たちの経験に助けられ、全国の経験や知識が集まる場のすごさを感じました。

 

税や介護の仕事は、市町村問わずある仕事で、特に自治体規模が小さく、聞ける人が身近にいない状況にある人にとっては本当に大きな力になると思います。

 

全国とのつながりを意識した

 

他の自治体の人とつながることの価値を感じ始めたのは、平成30年に自治大学校に行ったときです。そこで全国の自治体で務める公務員との出会いがありました。また、ヒカリエで開催されたよんなな会にも参加し、リアルでの出会いを多く経験しました。そこでの出会いはその後の仕事への向き合い方や仕事の仕方に大きく影響しました。

 

どうしても、同じ仕事が続くと自分の中や自治体内でもそうかもしれませんが”当たり前”が生まれ、それにとらわれてしまいがちです。法律の読み方ひとつ取ってもそうですが、ほかの自治体の情報を知ることで外に目を向けられる環境が日常的にあるのはとても貴重なことだと感じています。

 

オンラインでつながることで、時間や場所を問わず、話せますし、タイムリーに悩みの解決につながるのが大きいです。リアルの場だと話しづらいことも相談しやすかったりします。

 

今は、みんなの市民税課や債権回収対策課、資産税課など仕事に直結する課への参加にとどまっていますが、いろいろなことに興味もありますし、異動などをきっかけにして色々な活動に参加できたらと思っています。

 

この場が続いていってほしい

 

全国の知識が集まるオンライン市役所では、自分の職場にはない知識や経験を得ることができます。課でも情報を得られますが、毎日配信されている庁内放送もアーカイブに残っているので、興味のあるワードで検索することで、後追いで視聴することが出来るのがありがたいです。

 

何をするにもお金はかかると思います。このような場を作ること、そしてこの場が続いていくことの手助けになればと思い、サポーターになりました。業務柄、出張とかも無いので、なかなか東京に行く機会もないのですが、いつかよんななハウスにも行きたいな、と思っています。




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