ここには、成長するための可能性が詰まっている
オンライン市役所サポーター
渡辺幸伸さん(岐阜県庁)

管理職になって出会えたオンライン市役所
現在は「県庁舎開設準備課」という部署で、新県庁舎の開設に携わって6年目になります。高校卒業後入庁し、今は35年目です。管理職になって7年目で、人事課、財政課の管理職を経験してきました。
オンライン市役所に入ったのは、約1年半ほど前です。1年ほど前にオンライン市役所のメンバー主催で開催された、現役公務員と学生の交流イベント「公務員と語る会」第2回目に誘われたことがきっかけで、そのときに、オンライン市役所を初めて知り、参加してみました。
知識を学ぶだけじゃなく、業務に直結したアウトプットができる場所
今は、「働き方アップデート課」「人事企画課」「スポーツまちづくり課」「スポーツ課」「ICT推進課」「歴史ロマン研究課」に所属しています。
働き方アップデート課に入ろうと思ったのは、新しい県庁舎の開設の業務に携わっている中で、箱だけ新しくするのではなく、そこで働く人の意識や環境についても、新しい風を吹き込まないと意味がないと常々考えていたので、他自治体の様々な事例を聞けたらなと思い、入ってみました。実際に、様々な自治体の働き方等について学んだことを新庁舎の運用マニュアルにも取り入れるなど、業務にも活かしています。
他にも色んな課に入っています。今後人口が減少し、職員の負担も増していく中で、行政の在り方も変化してくると思います。そのためには他の自治体との広域的な連携・協力が不可欠と考えており、さらには共通基盤の活用などができればいいなとも考えています。そういったことも妄想しながら、様々なテーマで情報交換させてもらっています。
また、管理職同士で繋がりを持てる意義が大きいです。管理職は比較的孤独ですし、若手の育成や新入社員の育成の方法などは、実際の職場においてあまり相談する機会がないように思います。その点、ここでは組織のマネジメントをするうえでの苦労とか、組織運営のあり方、将来の行政運営などを学べます。
オンライン市役所では、気づいたり、学んだりしたことを実際の業務に取り入れたり、行動に反映できている方を多く見てきました。今後も意識や考え方をアップデートして、業務等にうまくアウトプットしていきたいと考えています。規模感の違う行政組織同士でも人に繋がりがあることがとても大きいメリットですし、今後も、職員同士が切磋琢磨していきたいです。
サポーターになったのは、ボランティアで裏方の運営を支えてくれてる人を少しでも応援できればという思いから支援させていただきました。
これから活躍できる若手職員にこそ、オンライン市役所を活用してほしい
オンライン市役所では心理的安全性があるので、日々悩んでいる自治体職員を「守っていく」ことができればと考えています。
この場所は交流を図りながら、業務に関する知識を得ることができるし、業務外の趣味の部分においても繋がることができるなど、非常に可能性があります。どう活用するかどうかは自分の判断ですが、ぜひこの場所で得た知識や経験を業務に活かしていただき、個人もしくは組織が成長するためのきっかけ作りとして活用していただけたらと思っています。
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引き続き、サポーターになってくれる方を募集しています!活動に共感してくれる方、オンライン市役所の活動をサポートしてくださる方、ぜひご登録いただけますと幸いです!