自分の行動を加速させてくれる、素敵な出会いにあふれる場
オンライン市役所サポーター
森田 鉄平さん（神奈川県・教員）

価値ある場所の提供を続けてほしい、という思い

私は神奈川県伊勢原市立成瀬中学校で教員をしております。教育をとおしてすべての子どもたちが自分に価値を感じ、歩みたい道を歩んでいける未来を創るため、日々生徒と向き合っています。

よんなな会から続いてオンライン市役所にも参加させていただいています。学校教員という職業は人との関わりが生徒・保護者等に限定されるため、価値観が凝り固まってしまうことがあります。そういった中で、いろいろな立場の方と関わりながら自分のコミュニティを広げて意見交換を行いたい、という思いから、活動に参加しています。

人と人が出会うことで、新たな発見があったり、新しいことが始まったり、というところに非常に価値を感じています。私自身も、いろいろな生き方をしている公務員の方と出会えたことが刺激的で、そういった場所がなくなってほしくない、今後も活動を継続してほしい、という思いから、サポーターになりました。

人と人のつながりが価値創造や課題解決につながる

現在、かつての教え子たちと「トンガリーズ」という高校生団体を立ち上げ、共に社会活動に取り組んでいます。活動を進めていく中でメンバーが疑問に思っていること、興味があることを出会った仲間に共有して、詳しい方に答えていただきました。メンバーが研修する場を募集したときには、多くの自治体職員の方が手を上げてくださり、実際に現地を案内し、地域の産業や人と交わる機会を設けていただきました。そういった経験もあり、人とつながることの価値をとても感じています。

また、トンガリーズでは社会課題を解決するための活動も行っています。今年度、子どもの貧困について研究することになったのですが、ここで生まれたつながりから、子どもの貧困に詳しい方と学生をつなぐことで、活動をより深く、加速させていくことができたと思います。私だけではなく、地域の子どもたちにも新しい学びや気づきを提供できているので、活動に参加して本当によかったと感じています。

何かを始められる場所をつくりたい

オンライン市役所は課題や困っていることを親身に聞いてくれる、アドバイスをくれる、そんな人がたくさん集まっている場です。是非、自分の活動を加速させる場として、オンライン市役所をいろんな方に使ってもらいたいです。

正直なところ、私自身オンライン市役所にはあまり参加できていません。今後は「インプットする場」としてオンライン市役所を活用したいのはもちろん、「実際に何かやってみる場」も作ることができたらたら、と思っています。